現在東京オペラシティアートギャラリーで、国内外から高い注目を集めるアーティスト、鴻池朋子の初の包括的な個展「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」が開催されています。
今回のインタビューでは、鴻池朋子さんに「遊び」、「言葉」、「想像力」の3つをキーワードに、この展覧会で試みたかったことや展覧会タイトルでもある「インタートラベラー」について、その思いを語っていただきました。
*インタートラベラー/Inter-Traveller:異なる世界を相互に往還し、境界をまたぐ人を指す、作家による造語
– 作家経歴 –
鴻池 朋子(こうのいけ ともこ)
1960年秋田県生まれ。85年東京芸術大学日本画専攻卒業後、玩具、雑貨の企画デザインに長年携わり、現在の制作活動の重要な核を形成する。97年より作品を発表。出品作品すべてを巻き込む展示力で、壮大なスケールの世界観を表現し高い評価を得ている。また、2005年より4章からなる巨大絵画の物語シリーズを東京都現代美術館、森美術館(東京)、大原美術館(倉敷)等で発表し、時間という命題を「物語」という仕掛けとして展覧会に取り込み話題となる。06年「The Scarecrow」アヴァロフ美術館(ギリシャ)、「Rapt!」CCP(オーストラリア)、08年「広州トリエンナーレ」広東美術館(中国)他、海外展も多数参加。白く顔のない「みみお」などの独自の生きものが登場するアニメーションや絵本の制作、澁澤龍彦『狐媚記』(平凡社)の挿絵、「Aランチ」、「六感の森」展などの展覧会企画など活動は多岐にわたる。国内外美術館等のコレクション多数。ミヅマアートギャラリー のページ
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東京にオオカミを放ち「東京はものすごい未来に森になってしまう!」というSFを想定したデザイン。TABオリジナルTシャツ「Tokyo Wolfing Project by 鴻池 朋子」再販にあたってひとこと