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敷地内に大小の展示室が半独立した空間として点在、それらがガラスの廊下でつながれたつくりで各所に22のコミッションワークが設置されています。写真手前は街路に向って大きく開放的なガラス面を持つ休憩スペース。モノクロの壁画はポール・モリソンによるもの。休憩スペースの内部。床には十和田市の伝統工芸である南部裂織をモチーフにしたマイケル・リンの作品。全体的に館内からは外部の都市空間を、外部の都市空間からは美術館の内部の様子を感じとることができる開放的なつくりが特徴。建物を取り囲む芝生広場には、街路から気軽にアクセスできる。写真中央は美術館前の「官庁街通り」とも縁のある馬と季節の花をモチーフにしたチェ・ジョンファの作品ハキリアリを巨大化させた椿昇の作品には、強烈なメッセージが込められている。展示室をつなぐガラス通路館内の中庭。オノ・ヨーコの《念願の木》などが設置されている。建築と一体化した森北伸の作品2Fの展示室をつなぐ中空のブリッジ3Fの屋上から。手前が企画展示室1、右手が休憩スペース、奥が市民活動スペースにあたる。エントランス。床面はジム・ランピーの作品。ロン・ミュエクの巨大彫刻階段室もカラフル。フェデリコ・エレーロの作品。エレベーターの内部にも「手を触れないで」のサインが。山極満博は館内外各所に作品を仕掛けている。企画展示室では開館記念オノ・ヨーコ展を開催4月25日に開催されたレセプションには16名のアーティストが出席建築について語る西沢立衛夜はガラスの通路が光で浮き上がるかのように見える高橋匡太のライトアートにより表情を変える外壁
美術館オープン後も沿道にストリートファニチャーを設置するなど整備は継続、Arts Towadaとして東北新幹線が延線して来る2010年の春に全体の完成が予定されている。
Makoto Hashimoto