終了した展覧会・イベントです

「メメント・モリ - 愛と死を見つめて - 」 展

URANO
終了しました

アーティスト

杉本博司、高嶺格、加茂昂
杉本博司キュレーション 白金アートコンプレックス5周年合同展。
現代美術から古美術にわたる多種多様な分野を扱う各フロアが、杉本博司の出した「お題」に答えるかたちで企画展示をおこないます。

水中をゆっくりと漂う女性の姿を、微妙に濁らせた水とそれを湛えた水槽をスクリーンとして映し出されるインスタレーション、高嶺格による「水位と体内音」。重力から解放され、滑らかな水と一体となったような裸体の浮遊感と、水を使った2.5D立体画像とも言うべき奇妙な物質感が、独特の陶酔をもたらします。また、時折人体の一部だと分かる程度に抽象化された光は美しく原始的で、私たちがかつて母親の胎内にいた時の記憶を呼び覚ますようでもあります。加茂昂の複数枚のキャンバスによる巨大なペインティング「絶望と希望のあいだに道をさだめて僕は歩く」には、現実とは美しくも死と隣り合わせであるということが示唆されています。それらの作品と同時に童謡「ふるさと」と日々消費される「コンビニで売られているエロ本」を合わせた、少々アイロニカルで開放的な杉本博司の小品もお目見えします。自らを育んだ故郷・根源を思えばこそ、生と性の向こうにある死を見つめることができるのだと考えます。

[関連イベント]
-オープニング・イベント
シモーヌ深雪シャンソンライブ、杉本博司による阿部定予審調書朗読
日時: 4月13日(土)17:00 - 18:30(予定)
定員50名(要予約)
参加費: 1000円
※関連イベント詳細、申し込み方法は公式ホームページをご覧ください。

-展示会「5階 新素材研究所、小田原文化財団」
映画「愛と死をみつめて」 (監督:齋藤武市 原作:河野実・大島みち子) youtube 閲覧
※会期中、土曜日(11:00〜19:00、5/4 は祝日のため休廊)のみ開場致します。

-展示会「5階 榊田倫之建築設計事務所」
神蔵美子作品「たまゆら」より 被写体/杉本博司
作品集未発表の「バスガイドさん」を含む、「夏の日」「杉並区方南町 平成九年」など計5点を展示します。
※会期中、土曜日(11:00〜19:00、5/4 は祝日のため休廊)のみ開場致します。

[画像: 高嶺格「水位と体内音」(2004) 水槽、水、プロジェクター、シングルチャンネルビデオ]

スケジュール

2013年4月13日(土)〜2013年5月18日(土)

開館情報

時間
11:0018:00
金曜日は20:00まで
休館日
月曜日、日曜日、祝日

オープニングパーティー 2013年4月13日(土) 18:00 から 21:00 まで

入場料無料
会場URANO
https://urano.tokyo
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
アクセス東京モノレール・りんかい線天王洲アイル駅より徒歩8分、JR品川駅港南口3番乗り場より都営バス(八潮パークタウン行き、品91)「天王洲橋」下車徒歩3分
電話番号03-6433-2303
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません