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東谷隆司 「ダイ・イン」

Bar「」Mudai
終了しました

アーティスト

東谷隆司
東谷隆司(あずまや・たかし)は、1968年三重県生まれ。東京藝術大学在籍中より、自身のパフォーマンスのドキュメントや自らを「メディア」として扱った写真によるに作品を発表し、一部のキュレーター、評論家から注目を集めるも、1994年からアーティスト活動を一旦休止、世田谷美術館の学芸員として主に長谷川祐子のアシスタントを5年間経験する間、同館にてパフォーマンス・アート、映像の連続イベントを精力的に企画。その後は、キュレーターとして、東京オペラシティアートギャラリースタッフ、横浜トリエンナーレ2001ではパフォーマンス・アート担当、森美術館に在籍した後にインディペンデント・キュレーターとして「GUDAM 来るべき未来のために」(サントリーミュージアム天保山/大阪、上野の森美術館/東京)を手がけた他、現在は「2008釜山ビエンナーレ」(韓国、9月6日—11月15日)のキュレーターチームの一員として活躍中。その傍ら、2001年以降はパフォーマンス、DJとしても活動を再開、本年5月11日に開催されたGEISAI MUSEUM 2 (東京ビッグサイト)に、アーティストとして自作を出品。本展はそんな東谷の初の個展となります。

東谷はキュレーターとしても常に第一線で活躍する一方、その展覧会の独創性はもちろん。ユニークな論評や言動で注目を集めてきました。とくに最近では、昨年10月から半年間、彼は美術業界からまったく姿を消し一切の消息を絶ったことで、一部の美術関係者の間では「死亡説」さえ流れるなど、最早、既存の「キュレーター」という言葉では括れない存在でもあります。
本展では、特にその「死亡説」にも繋がった半年間の間、彼がなぜ、一切の消息を絶っていたかを示唆する内容であり、同時に現在の日本社会の病理に切り込む内容となる予定です。

本展出品作品の制作には、八谷和彦、角田俊哉、生西康典、山川冬樹ら、第一線で活躍するアーティストだけでなく、元『美術手帖』編集者にして、現在フリーで活躍する阿部謙一らも参加。最早、キュレーター、アーティスト、編集者といった垣根を超えた、一種のコラボレーションの様相を呈したインスタレーション作品となるでしょう。

本展はキュレーター東谷の本格的なアーティスト復帰宣言であり、同時にアートに関わる「肩書き」をも破壊しようとする問題作でもあります。是非この機会に是非ご高覧頂けますようご案内申し上げます。

スケジュール

2008年6月20日(金)〜2008年6月28日(土)

開館情報

時間
21:0004:00
休館日
火曜日、祝日
イベントにより異なる
備考
開廊時間: 12:00−19:00, 6月21日(土)のみ20:30まで開廊しますが、オープニングパーティー等は予定しておりません。
入場料
会場Bar「」Mudai
http://www.bar-mudai.jp/
住所〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T4F
アクセスJR恵比寿駅東口出口より徒歩6分
電話番号03-6277-1645
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