AITルーム「建築と美術館」では、近代の建築史を踏まえながら、現代における美術館建築の意義や社会性を考えます。
美術館を考えるとき、コレクションと同じくらいの重要度で、その建築に注目することは有意義といえます。なぜなら、その美術館の理念が目に見える形となって現れている場合があるからです。時には、コレクションの正統性をギリシア・ローマ建築に依拠したり、また「人々に開かれた美術館」を掲げ、透明性を建築的に追求する試みがなされることもあります。
作品を保護・保存する建築から美術館について見てみると、社会や時代が美術をどのように扱っていたかということについてもう一つの視点が現れてきます。また、美術を発表する場が美術館にとらわれなくなりつつある現在において、美術館建築と美術の関係を批判的にも考えてみたいと思います。
ゲストに現代美術と建築空間の関係に精通したキュレーターを迎え、レクチャーとディスカッションにより、美術の変遷とともに歩んできた空間づくりを考える四日間です。
講師: 中森康文
8月24日(金)19:00-21:00「美術館とは何か」
8月25日(土)14:00-16:00「近代建築史における美術館建築の変遷」
8月31日(金)19:00-21:00「現代美術と美術館建築」
9月1日(土)14:00-16:00「美術館をデザインする」
お申込み、詳細についてはAITサイトをご覧下さい。
[画像: 金沢21世紀美術館 外観 写真提供:金沢21世紀美術館]
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