原美術館 ARCアーティスト
Karel Appel、Christian Boltanski、Kosai Hori、Zaha Hadid、Shiro Kuramata、Yayoi Kusama、Simon Ling、Aiko Miyawaki、Takehiko Sanada、Toeko Tatsuno、Shigeo Toya、Yukinori Yanagi、Tadanori Yokoo、Fusako Yusaki 他
美術作品のテーマや素材というと、どのようなものを連想されますか?
原美術館では、今を生きるつくり手の様々な表現を紹介していますが、テーマや制作の背景、表現のしかたは千差万別です。
7月7日[土]より開催する「原美術館コレクション展」は、アーティストたちのいろいろな表現方法と、そこに立ち現れる表現への欲求を「つくるもの、つくるきもち」として、アプローチの違いが織りなす面白さを楽しんで頂こうとするものです。
クレイアニメーションの第一人者である湯崎夫沙子の映像作品は、粘土細工を少しずつ動かしコマ撮りする方法で制作されています。ユーモラスでリズミカルな作品からは、暖かな雰囲気が溢れます。一方、カレル アペル、クリスチャン ボルタンスキーらの作品は、戦争や紛争など現代における負の側面をテーマにし、決して繰り返してはいけないという強い意志が込められているようです。インテリアデザイナー・倉俣史朗は、夢や記憶を発想の原点とする家具や空間をつくり出しました。表現活動の中で斬新な技法を次々と編みだし、その類まれな感性は、後世に多大な影響を与えています。また、女性初のプリッカー賞受賞など世界的に高く評価される建築家、ザハ・ハディドは、やわらかい布が舞い降りるイメージから椅子をつくりました。建築に流動性や浮遊感を取り入れるハディドらしい一点といえるでしょう。
本展を通して現代美術の面白さや奥深さの一端を垣間見る機会となれば幸いです。
【画像: Tadanori Yokoo "Post War" (1985) 】
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