有楽町朝日ホールアーティスト
Jacques Feyder, Eduard Tisse, Dimitri Kirsanoff, Werner Hochbaum, Douglas Sirk, Ignacy Rosenkranz, Leopold Lindtberg 他
世界の映画史にとって重要でありながら、スイス映画といえば、ドイツやフランス映画の数多い傑作に押されて、なかなか日本でも紹介されることがそう多くは無いのが現実です。実は限られた製作本数の中にも多くの傑作があり、ドキュメンタリーも含めてスイス映画の底力には素晴らしいものがあります。ゴダールをやダニエル・シュミット、アラン・タネールやフレディ・M・ムーラーだけでなく、俳優でもミッシェル・シモン、ブルーノ・ガンツ、といったヨーロッパで活躍されたスイス出身の俳優も多く、撮影監督としてはレナート・ベルタのように世界的に活躍しているスイス人もいらっしゃる事はよく知られています。それらの方々の作品は既に日本でも公開されたり、特集上映としてご紹介されてきておりまして日本でも少なからずのファンがいらっしゃいます。
第6回東京フィルメックスは、今回のスイス特集で、一人の監督に限ることなく、サイレント映画も含めた6本をご紹介し、第2次世界大戦以前に製作された作品を中心とした素晴らしい傑作をご紹介致します。この6本を今、まとめて日本で上映することで一般の観客のみならず、アジアの映画作家たちにも大いなる良き刺激を受け止めていただけることと確信しています。監督たちは奇しくもみなスイス人ではなく、海外に国籍を持つそれぞれの方々がスイスでの製作に至った作品となりました。そういう製作状況もまさにスイスならではのお国柄ではなかろうかと思います。
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